2019/01/17 12:33


いまインターネット上での著作権の権利関係の整備が進められているそうで、きょうどこかのテレビ局で現況や整備の諸問題などが報道されていたようです。

たぶんそれと連動してのことでしょうが、デジタルコンテンツとして販売している動画のひとつで、かつてYouTubeで公開(現在は非公開)していた『球場巡礼 藤井寺球場〜鈴木貴久氏の遺影とともに見送った最期』について「著作権所有者が、お客様の動画に含まれている素材を申し立てました。」とのメールが、きょう送られてきました。

さっそく詳細を確認してみると、撮影動画の背後に流れていたのが某ミュージシャンの楽曲でした。

それは撮影中に周囲の音声やノイズとともに録音されたもの。
いまさらそれだけを抜き出すわけにもいきませんし、ごっそり削除してしまっては「記録」の意味が全くなくなってしまいます。

該当の楽曲を意図的にBGMに使用したわけでもなく、たぶん機械的にヒットしたのでしょう。
「問題が発生しているわけではありません」とのことなので、しばらくは静観することにしました。

それにしても権利意識は高まる一方で、ネットの普及でその環境はどんどん野放途になっているという皮肉。

「著作権者の権利を粛々と守る」
出版を生業にしているものにとって、そのこと自体は否定はしませんが、ややこしい時代になったものですね。