2018/12/08 13:12
東大大学院から文系野球の世界に攻守ところを変えた著者の初講座となった「捕手論」です。
今回は「根」というキーワードからのアプローチ。
大地とか自然のある感覚とつながる「根」が捕手には必要なのではないかという論考です。
その「根」とは、どうやら「勘」にも置き換えられそうで、今のデータ重視の野球への問題提起にも。
ジャイアンツの小林誠司捕手への関心から入ったテーマということで、まだマスク越しの視野に広がりが見られない感は否めませんが、経験が捕手を育てるように、今後講座を重ねて彼女の「捕手論」がいかなる展開を見せ、どのような地平を切り開くのかが楽しみです。
❉講座のレジュメ
・講座タイトルについて
・「根」とは何か
他のポジションとの違い
「打てる捕手」が少ない理由
リードに「根」はいらないか
・「根」があるようでないような捕手をどう育てるか
先行研究の少なさ
小林誠司をどう伸ばすか
・日本の捕手のこれから